３月２７日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２５日火星日３３日目（sol 33）に、前日の補足を含む 143 のイメージ（総計 12,983）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはマストカメラ（上段）、危険回避カメラ（下段）からのイメージです。解説がないので確実ではありませんが、下段はヘリコプターの保護装置を残して飛行テストエリアに向かった軌跡と思われます。（昨日、一昨日の記事参照）

３月２６日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２４日火星日３２日目（sol 32）に 53 のイメージ（合計 12,933）を撮りました。この日の“未処理のイメージ”は昨日のものとほとんど同じなので省略します。

インジェニュイティの試験飛行（イラストレーション）

‎この図は、チームが、ＮＡＳＡのインジェニュイティ火星ヘリコプターの特定のテスト飛行での、達成を期待している一般的な活動を示している。ヘリコプターのテスト飛行計画は地球日３１日(火星日３０日)になるだろう。

大判はイメージをクリック。昨日の記事と併せてご覧ください。火星日は宇宙船が着陸した日からの火星の暦での日数です。火星の一日は地球の一日より約２０分ほど長いので、地球の暦で見る日数（地球日）とは次第に離れて行きます。

Mar 23. 2021

パーサービアランスのサンプル貯蔵システムのドア

この短いアニメーションは、ローバーのサンプル貯蔵システムの一部分の開閉するドアを示している。これらのイメージのセットは３月１３日と１５日（火星日２２日と２４日）にとられ、ローバーのサンプル貯蔵システムの一部の開閉するドアを示している。パーサービアランスのサンプル貯蔵システムは、将来のミッションによって回収される、チューブに貯められ封入される、岩や表土のサンプルを集めるために働く、火星の表面の三つのロボット構成要素から成っている。これらのイメージはワトソンカメラによって撮られた。

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Mar 23. 2021

３月２５日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２３日火星日３２日目（sol 32）に 36 のイメージ（合計 12,838）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはナビゲーションカメラ（マスト上部）からのイメージです。

‎ローバー、インジェニュイティ飛行ゾーンを指す‎

このイメージは、ＮＡＳＡのマーズ２０２０パーサービアランスローバーの視点から、ＮＡＳＡのインジェニュイティヘリコプターのフライト地帯を示している。この飛行地帯はヘリコプターが飛ぼうとするエリアである。このイメージは、ローバーがヘリコプターを配備するだろう最も内側の緑のボックス－－－ヘリポートの位置、ヘリコプターが常に飛び立ちまた戻る次の大きな緑のボックス－－－離着場、最も外側の緑の線－－－フライト地帯を示している。このイメージは、パーサービアランスローバーのナビゲーションカメラでとられた。

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Mar 23. 2021

パーサービアランスローバー、その破片シールドを落とす

ＮＡＳＡのパーサービアランスローバーの下部の保護カバー破片シールドが、２１日、火星日３０日に解放された。 この破片シールドは、着陸の間、インジェニュイティヘリコプターを保護してきた。 その解放によって、ヘリコプターをローバーの腹部から降ろすことが可能になる。 このイメージは、ローバーの長いロボットアームの終端にある、 SHERLOC 装置（Scanning Habitable Environments with Raman and Luminescence for Organics and Chemicals）の、ワトソン・カメラ（WATSON：Wide Angle Topographic Sensor for Operations and eNgineering）によってとられた。

Mer 23. 2021

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Van Zyl 概要

‎ＮＡＳＡのマーズ２０２０パーサービアランスローバーがインジェニュイティマーズヘリコプターの試みを観測するであろう場所、火星における制御された飛行は、 Jakob van Zyl に因んで、「Van Zyl Overlook」と呼ばれる。van Zyl は、南カリフォルニアのＮＡＳＡのジェット推進研究所のチームの長年の同僚であり、良き指導者であり、リーダーであった。彼は、パーサービアランス打上後約１ヵ月の２０２０年８月に予期せずに他界した。（以下略）

Mer 23. 2021

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インジェニュイティヘリコプターフライト地帯のマップ

このイメージは、ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターチームが試験飛行を試みる場所を示している。ヘリコプター技術者達は、ローバーの着陸地点の、 離着陸の場所、飛行地帯の場所を加えた。着陸前後のカラーイメージが合成されたために、いくつかの着陸場所の近くに小さな虹色の歪が見える。

Mer 23. 2021

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３月２４日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２２日火星日３１日目（sol 31）に 79 のイメージ（合計 12,743）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左から、ワトソンカメラ（ロボットアームの先端）二つ、マストカメラ（トップ）、危険回避カメラ（下部）からのイメージです。

動画：パーサビアランスローバー、生のフィルタリングされていないサウンドノイズを記録‎　　提供者：Karabi'R RannaGhor
ジェゼロクレーターを動くパーサビアランスローバーからの、未処理の１６分のオーディオのを聞こう。ローバーの車輪とサスペンションが床と相互作用する音と、甲高い擦り傷音が聞こえる。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

＜ご注意＞：この動画はＮＡＳＡが提供するものではありません。

Mar 19. 2021

３月２３日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２１日火星日３０日目（sol 30）に １８ のイメージ（合計 12,140）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはワトソンカメラ（ロボットアームの先端）からのイメージです。

動画：火星の風　　提供者： Physics Insight
ＮＡＳＡは２０２０年７月３０日に、火星にパーサービアランスローバーを打上げた。その主な目的は古代の生命のサインを求めることであり、地球に持帰るために岩と表土（壊れた岩や土）のサンプルを集めることである。このビデオはＮＡＳＡが発表した火星からの足跡とオーディオである。元となるオーディオは聞き難かったので我々は音を増幅した。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

＜ご注意＞：この動画はＮＡＳＡが提供するものではありません。

３月２２日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２０日火星日２９日目（sol 29）に 41 イメージ（合計 11,145）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらは全てナビゲーションカメラ（マスト上部）からです。

動画：パーサービアランスローバー:着陸地点の周りの興味深いオブジェクト　　提供者： frames_by _rado

‎この新しいパノラマは、マストカメラ右目１１０ミリ望遠ズームレンズによって撮影された。この合成は７９の個別のイメージを編集した、火星で撮影されたカメラの最初の高解像度パノラマである。主なパノラマ画像は火星日４日の午後からである。ペンギン岩の位置は約１５０メートル、ミラー岩は約２００メートルにあると思われる。‎

動画はイメージをクリックして Youtube から（３分３５秒）。

＜ご注意＞：今後いくつかの動画を選別してご紹介しますが、これらはＮＡＳＡが提供するものではありませんのでご注意ください。

Mar 05. 2021

３月２１日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１９日火星日２８日目（sol 28）に同種の ２枚 のイメージ（合計 11,064）を撮りました。これはその一つです。追加の発表があるかも知れません。大判はイメージをクリック。

３月２０日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１８日火星日２６日目（sol 26）に ８６ のイメージ（合計 11,054）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左の三つはマストカメラ、右端はワトソンカメラ（ロボットアーム先端）からのイメージです。解説がないので不確かですが、右端は次第に堆積するダストを観察しているのではないかと推察されます。

３月１９日：　火星日１６：左ナビゲーションカメラ(Navcam)‎

‎ローバーは、ナビゲーションカメラ(Navcam)左を使ってこのイメージをとった。このカメラはローバーのマストの高い位置にあり走行を誘導する。このイメージは２０２１年３月７日(sol 16)にとられた。‎

大判はイメージをクリック。

Mar 7. 2021

３月１９日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１７日火星日２６日目（sol 26）に 9 のイメージ（合計 10,814）を撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはロボットアーム先端のワトソンカメラによるイメージです。

３月１８日：　火星を飛行するインジェニュイティ・ヘリコプターのイラスト

‎‎技術実証実験であるインジェニュイティは、他の惑星で動力を与えられた制御飛行を試みる初めての航空機である。インジェニュイティ‎は、２０２１年２月１８日に火星に到着し、ＮＡＳＡのマーズ２０２０ローバーの腹部に取付けられた。インジェニュイティは２０２１年春に初の飛行試験を試みる予定である。‎

大判はイメージをクリック。

３月１７日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１５日火星日２４日目（sol 24）までに 10,513 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

３月１６日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１５日火星日２３日目（sol 23）までに 10,358 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここでは主要ないくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左端の写真は、ローバーが、パラシュートアップルックカメラを使って、火星への降下中にとったもの。このカメラは宇宙船のバックシェルに取り付けられパラシュートを見上げている。右の三つはローバーのマストのトップのマストカメラで撮られたもの。‎

３月１５日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１４日火星日２２日目（sol 22）までに 9,907 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここでは参考になるいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左の三つはワトソン・カメラ（昨日に記事参照）で、右端はローバーのトップデッキの上方に面するカメラ、メダ・スカイカメラ（MEDA SkyCam）で撮られたもの。

３月１４日：　パーサビアランスのイメージ（‎火星日２１）

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１３日火星日２１日目（sol 21）までに 9,834 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここでは参考になるいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左の二つはローバーの先端にあるアームの先のタレットの、ワトソン・カメラ（SHERLOC WATSON camera）で撮られたもの（右端のイメージ参照）、右の二つのイメージはポールの上部にあるナビゲーションカメラからのイメージ。

３月１３日：　パーサービアランスは正しく進んでいる‎

このアニメーションは、２０２１年３月５日、火星での最初のドライブ中に、ローバーのナビゲーションカメラによって撮影された。‎

動画です。動きがないときは再読み込みさせてください。大判はイメージをクリック。

３月１３日：　パーサビアランスのイメージ（‎火星日２０）

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月１１日火星日２０日目（sol 20）までに 9,569 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここでは参考になるいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

３月１２日：　「マーズ」のスーパーカムクローズアップ‎

このイメージは、ＮＡＳＡのパーサービアランスのスーパーカム装置からの“Maaz”と名付けられた岩の目標のクローズアップの視界を示している。それはスーパーカムの遠隔マイクロ画像装置（RMI）によってとられた。“Maaz”は、ナバホ族語で火星を意味する。スーパーカムデータの分析では、Maaz が玄武岩の組成を持っていることを示している。それは火成の岩か、水の環境で固まった火成の素材の微細な粒から成っている。このターゲットはローバーから 3.17 メートルにあり、この視界は直径６センチメートルである。

大判はイメージをクリック。

３月１２日：　‎「イェーゴ」ターゲットのスーパーカムのクローズアップ

‎二つのイメージを結合したこの合成は、パーサービアランスローバーのスーパーカム装置からの「Yeehgo（または　Yeigo、注：ナバホ族の言葉で勤勉を意味する）」と名付けられた岩の目標のクローズアップの視界を示している。この構成要素イメージは、火星日１６日の３月７日に、スーパーカムの遠隔マイクロ画像装置（RMI）によってとられた。 この目標はローバーから 3.325 メートルにあり、合成の二つのイメージのそれぞれは、直径 6.2 センチメートルの視界フィールドを示している。

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３月１２日：　火星のスーパーカム較正目標

‎五つのイメージから成るこの合成は、火星でＮＡＳＡパーサービアランスローバーのスーパーカム（SuperCam）装置の較正目標を示している。この構成要素イメージは、２０２１年３月１日、２日、４日（火星日１１，１２，１３日）に、スーパーカムの遠隔マイクロ画像装置（RMI）によって撮られた。この較正目標には、 RMI の焦点を調整するための視覚構成要素と、この装置の４台の分光計の較正のための様々なサンプルを含んでいる。この遠隔マイクロ画像装置は、ローバーの後部のスーパーカム較正目標の、１００ミクロンほどの小さなダストの粒を観測することができる。

大判はイメージをクリック。

３月１１日：　パーサビアランスのイメージ（‎火星日１８）

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月９日火星日１８日目（sol 18）までに 9,191 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。
☆　毎日撮られるイメージには、一見したところさほど変化は見られません。ここでは少数のイメージを例示しておきます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

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