４月１０日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月８日火星日４７日目（sol 47）に 100 のイメージ（合計 23,789）を送り返しました。いくつかのイメージを取り上げておきます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左の二つは遠方の岩に着目したもの。三つ目は左の二つとは明らかに異なる堆積岩が砕かれたように見える細かな岩、このような片はどのようにしてできたのだろう？

４月９日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月７日火星日４６日目（sol 46）に 141イメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左から、➀ナビゲーションカメラでとったロボットアームの先端のタレット、➁、➂ワトソンカメラでとったマストの先端と同じくヘリコプター、➃右端はマストの最上位にあるスーパーカム遠隔マイクロ画像装置で撮ったものでこれまでにはほとんど紹介されませんでした。

＜注＞：再々注記しておりますように、これらのイメージには解説がありません。ここではほぼ間違いないと思われる解説を付していますが、中には誤りがあるかも知れませんのでご承知置きください。

パーサービアランスの自画像とインジェニュイティ

２０２１年４月７日、ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーは、インジェニュイティヘリコプターとともに自画像をとった。４月６日（火星日４６日目）にとられたこのイメージでは、インジェニュイティはローバーから約 3.9 メートルにある。このイメージは、ローバーのロボットアームの終端のワトソンカメラで撮られた。このインジェニュイティとパーサービアランスの自画像は、地球に送り返されたのち縫い合わされた、６２の個別のイメージから成り立っている。キュリオシティローバーもまた、そのロボットアームのカメラを使って類似した自画像をとっている。

大判はイメージをクリック。

April 07. 2021

この日、インジェニュイティは４３の新しいイメージを撮りましたが、発表された未処理イメージには特段の新しい情報はないので省略します。

４月６日ＮＡＳＡ発表の記事から。

ＮＡＳＡ、インジェニュイティ・マーズヘリコプターの飛行に大衆を誘う

ＮＡＳＡは、インジェニュイティマーズヘリコプターの他の惑星での制御されたフライトを、４月１１日日曜日以降を目標としている。１ヵ月間のインジェニュイティのフライトで、ＮＡＳＡは、いくつかのイベントを開くだろう。インジェニュイティの最初のフライトのライブストリームは、米国東部夏時間４月１２日月曜日午前３時３０分（日本時間４月１２日月曜日午後４時３０分）ごろ始めることが目標とされている。

更なる記事は上のリンクから。中継放送は 「ウェブＮＡＳＡテレビ放送予定」 から。

マストカメラＺ、インジェニュイティのクローズアップをとる

ＮＡＳＡのインジェニュイティ火星ヘリコプターが、パーサービアランスローバーの対のズーム可能なカメラ、マストカメラＺによってクローズアップで撮られる。このイメージは、４月５日、第４５火星日にとられた。

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April 06. 2021

４月７日：　パーサビアランスのイメージ

以下は‎、２０２１年４月５日火星日４４日目（sol 44）に、パーサビアランスから送り返されたイメージの一部です。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。

大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。これらはナビゲーションカメラ（マスト上部）からのイメージです。

インジェニュイティ、火星に展開される

２０２１年４月４日（火星日４４日）に、パーサービアランスローバーの後部ハザードカメラで見た、ＮＡＳＡのインジェニュイティヘリコプターを見ることができる。

大判はイメージをクリック。

April 05. 2021

インジェニュイティの最初のカラースナップ

火星のジェゼロクレータのフロアのこの低解像度の視界、およびＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーの一部である二つの車輪は、ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターに搭載された、カラー画像装置によって捕えられた。このイメージは、この太陽電力回転翼航空機が配備された後、まだローバーの下にあったときの、２０２１年４月３日にとられた。インジェニュイティの試験飛行のそれぞれの間の、この画像装置によって得られる少数の高解像度イメージが期待される。

右のイメージは原寸サイズ（320×240 pic）です。

April 05. 2021

４月６日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月４日火星日４３日目（sol 43）に 92 のイメージ（合計 17,271）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらは全て危険回避カメラ（下部、車輪の高さ）で撮られたものです。上段は切離し後残されたヘリコプター、下段は付近の様子をとらえたもの。左から遠くから運ばれたと思われる岩、水中に堆積してできたと考えられる岩、右は両者の混合。

今週のイメージ

この写真は、パーサービアランスローバーミッションの７週目（３月２８日～ ４月３日）の「今週のイメージ」として、公開の投票によって選ばれた。ＮＡＳＡの火星パーサービアランスローバーは、ローバーのロボットアームの終端のタレットにあるワトソンカメラを使ってこのイメージをとった。

大判はイメージをクリック。

April 04. 2021

４月５日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月３日火星日４２日目（sol 42）に 74 のイメージ（合計 17,025）を送り返しました。

この日掲載されたイメージは大きく次の二つに分けられます。解説がないので詳細は不明ですが、 これらは２月１８日の着陸時点で撮られたイメージを、今、送られたものと思われます。左は降下ステージから見降ろしたローバー、右は逆にローバーから見上げた降下ステージ（上端、大判で確認してください）です。

マーズ２０２０ミッション識別プレートアートワーク‎

このアートワークは、火星パーサービアランスローバーの、７フィート（2.1 メートル）のロボットアームの上の部分のチタンプレートの上にエッチングされている。マーズ２０２０はミッションの公式な名であり、その打上の年に因んで名付けられている。このプレートの右端には、一般的に車やトラックなどに見られる識別番号（VIN）と同様な、製品識別番号（PIN）が書かれている。南カリフォルニアのＮＡＳＡのジェット推進研究所がマーズ２０２０パーサービアランスローバーを製造し、運用し、管理している。

大判はイメージをクリック。

April . 2021

パーサビアランスのイメージ

この日（４月２日）発表された新しい未処理イメージは１枚のみです。掲載は省略します。

＜注＞；イメージの処理過程では、ローバーからの撮影と送信、ＮＡＳＡでの処理と掲載、本サイトでの確認と掲載などのずれがあります。また、ＮＡＳＡの時刻とは“半日を超える時差”もあります。ここに挙げるのは、本サイトが掲載するためにチェックした時点でのＮＡＳＡの発表内容であり、その火星日および地球日の全てではないかも知れないことご注意ください。例えば、今日、火星日４１日目の記事として１枚のみとしていますが、実際には、ＮＡＳＡでの未受信の、あるいは未処理・未掲載のデータがある可能性もあります。従って、その火星日、地球日の全てが掲載されているとは限らない　－－－　翌日の記事に含まれることがある　－－－　ことにご注意ください。

インジェニュイティヘリコプター、降ろす準備が整う

ＮＡＳＡのインジェニュイティヘリコプターは、火星日３９日、２０２１年３月３０日に、パーサービアランスローバーの腹から降ろされ展開されるその足の全４本とともにここに見ることができる。このイメージは、ローバーの長いロボットアームの終端の、 SHERLOC 装置のワトソンカメラでとられた。

大判はイメージをクリック。

April 01. 2021

動画：
ヘリコプターインジェニュイティは火星の土から１歩離れている（ランディングの足は解かれている）　　提供者： iGadgetPro

２０２１年３月３０日、ＮＡＳＡのマーズヘリコプターインジェニュイティは、ヘリポートで、火星の土に触れるためにペアの足が解かれ、ローバーから成功裏に展開された。このヘリコプターは重量 1.8 キログラム 以下、薄い火星の大気で離昇するのに十分な強さがある。火星の大気は非常に薄く、地球の密度の１％以下である。このヘリコプターは、最大９０秒、約３００メートル、地上約３メートルほどを飛ぶだろう。これは、ライト兄弟の初めての飛行機の１２秒のフライトと較べればかなりの偉業である。

動画はイメージをクリックして Youtube から。

＜ご注意＞：この動画はＮＡＳＡが提供するものではありません。

４月３日：　パーサビアランスのイメージ

今日、新しい未処理イメージの発表はありません。

MEDLI2 、マーズ２０２０熱遮蔽の上に見える

２０２１年２月１８日に火星に降下したときの着陸用防護シェル、マーズ２０２０宇宙船の熱遮蔽が落ちている。シールドの上に見えるオレンジのケーブルは、火星への将来の宇宙船の着陸の際に技術者達に資するであろう、 MEDLI2 と呼ばれるセンサーと電子部品の一部である。

大判はイメージをクリック。

April 01. 2021

４月２日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月３１日火星日３９日目（sol 39）に 30 のイメージ（合計 16,350）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。

この日のイメージは昨日掲載のイメージと大きな変化は見られないので省略します。

一般投票イメージ

このイメージは、火星日３１日に、ＮＡＳＡのマーズローバーパーサービアランスに搭載された MCZ_LEFT （マストカメラＺ、左目）によって撮られた。この写真は、火星でのパーサービアランスローバーミッションの６週目（2021年3月21日～ 3月27日）の「今週のイメージ」として一般投票で選ばれた。ＮＡＳＡの火星パーサービアランスローバーは、マストカメラＺカメラの左を使ってこのイメージをとった。マストカメラＺは、ローバーのマストの高い位置にある一対のカメラである。このイメージはローカル平均太陽時 2021年3月22日（sol 31）にとられた。

大判はイメージをクリック。

Mar 31. 2021

４月１日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月３０日火星日３９日目（sol 39）に 7 のイメージ（合計 15,450）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはワトソンカメラ（ロボットアームの先端）からのイメージです。

インジェニュイティ、降ろされる

火星日３６日目の２０２１年３月２６日、伸ばされた４本の足の二つとともに、インジェニュイティマーズヘリコプターが降ろされる。これらのイメージは、ローバーの長いロボットアームの終端にある SHERLOC（Scanning Habitable Environments with Raman and Luminescence for Organics and Chemicals） 装置の WATSON（Wide Angle Topographic Sensor for Operations and eNgineering） カメラでとられた。

大判はイメージをクリック。動画です。

Mar 30. 2021

インジェニュイティ、垂直になる

ＮＡＳＡのインジェニュイティ マーズヘリコプターが、パーサービアランスローバーの腹の水平位置から回転し、垂直に拡げられる。

大判はイメージをクリック。静止画です。

Mar 30. 2021

インジェニュイティヘリコプターの打上留め金が開かれる

火星日３６日目、２０２１年３月２６日に、ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターが、パーサービアランスローバーの腹に見られることができる。ローバーの適所にヘリコプターを固定してきた打上ロックが開かれた。

大判はイメージをクリック。動画です。

Mar 30. 2021

３月３１日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２９日火星日３８日目（sol 38）に 21 のイメージ（合計 15,407）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

左から三つはワトソンカメラ（ロボットアームの先端）からのイメージです。

３月３０日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２８日火星日３７日目（sol 37）に 28 のイメージ（合計 14,751）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

イメージに見るとヘリコプターの取り外しにかかっているようです。右端は火星日３６日目のイメージ（参考）。これらはロボットアームの先端のワトソンカメラで撮られています。

３月２９日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２７日火星日３６日目（sol 36）に 34 のイメージ（合計 14,598）を送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはナビゲーションカメラ（マスト上部）、危険回避カメラ（下部）、ワトソンカメラ（ロボットアームの先端；右の二つ）からのイメージです。右端の写真ではヘリコプターは未だ接続されたままです。また、左から二つ目のイメージの主題はロボットアームの先端にある「タレット」と呼ばれる部分です。ここにはワトソンカメラなど、精密な機器が搭載されており、岩の掘削、研磨、解析、収集などの機能を有しています。

３月２９日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２７日火星日３５日目（sol 35）に 46 のイメージを撮りました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

これらはナビゲーションカメラ（マスト上部）からのイメージです。

３月２８日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年３月２６日火星日３４日目（sol 34）に 98 のイメージ（合計 13,211）を送り返しました。これらは本格的な調査に入る前の準備段階の資料として様々な角度からとられ、“未処理のイメージ”として具体的な解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

ここではローバー移動後に残された部品に着目して取り上げています。

以下、私見です。－－－　下左のイメージは右上のイメージの遠方を切り出したものです。イメージをクリックして大判をご覧ください。これらのイメージの岩に着目してください。同じ方向に丸められた岩が多数並んでいます。このような地形は、地球では急流の川底などに見られる現象です。このイメージからは、右から左への水流によって遠方から岩が運ばれ、長期の浸食によって岩が同一方向に丸められたと推理されます。このような地形は以前の探査でマリネリス峡谷の支流と見られるアレス谷にも見られました。ここは扇状地の一角とすれば、やはり火星にはかって水があったとする説を補強するものかもしれません。

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