４月２６日：　パーサビアランス、火星日６２の活動

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月２３日火星日６２日目（sol 62）の記録を追加し、この日の“未処理のイメージ”の記録は３８０になりました。

相変わらず近くまた遠くのイメージを多数とっていますが、新たにローバーが動いた足跡が追加されています。これらは土壌の組成に着目した調査と思われます。

４月２５日：　 パーサビアランス

これはヘリコプターによってとられた火星の地表の初めてのカラーイメージである。インジェニュイティマーズヘリコプターは、２０２１年４月２２日の、その二回目の飛行試験の間に、そのカラーカメラでこれを捕えた。イメージが撮られた時、インジェニュイティは地表の上 5.2 メートルにあり、ヘリコプターは、ローバーから離れて、西に２メートルの移動を始めていた。このイメージは、パーサービアランスマーズローバーの一部の轍及び火星表面の地形のクローズアップを示す差し込みと共に、空中の視点からの火星の地形の調査の有用性を実証している。パーサービアランス自身は、中央上のフレームの外にある。“ライト兄弟フィールド”は、イメージの下のヘリコプターの離陸の実際のポイントとともにヘリコプターの影（中央下）の近くにある。ヘリコプターの４本の着陸の足の二つの着陸台の一部がイメージの左右に見ることができる、また、地平線の小さな部分が右上と左の角に見ることができる。ヘリコプターの胴体に搭載され、地平線の下約２２度を指すインジェニュイティの高解像度カラーカメラは 4208×3120 ピクセルのセンサーを含んでいる。

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April 23. 2021

未処理イメージの一部

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月２３日火星日６２日目（sol 62）に１６９のイメージを送り返しました。相変わらず近くと遠景の岩石が対象になっています。右から二つ目のイメージは、ロボットアームが伸ばされ先端のワトソンカメラが岩に向かっているところをハザードアボイダンス（危険回避）カメラから見たもの。右端は、そのワトソンカメラがとらえたクローズアップ（但し、同じ岩かどうかはわからない）。

４月２４日：　インジェニュイティの二回目のフライト

インジェニュイティの二回目のフライトからの飛行中のイメージ

ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターの下を見るナビゲーションカメラは、２０２１年４月２２日のヘリコプターの二回目の実験飛行の間の、ジェゼロクレータの表面の回転翼航空機の影のこのイメージをとった。ヘリコプターのナビゲーションカメラは、フライトの間、自動的に地面を追跡する。

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April 22. 2021

離昇と着陸の、インジェニュイティのマストカメラＺのビデオ（.gif 画像）

ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターは、ＮＡＳＡのパーサービアランスローバーの画像装置、マストカメラＺによって、２０２１年４月１９日に捕えられたこのビデオで、離陸し着地している。このビデオでは離昇と着陸の瞬間を示している。 .mp4 イメージは こちら から。

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April 22. 2021

二回目のフライトのパーサービアランスのマストカメラＺのビデオ

ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターは、２０２１年４月２２日の二回目の実験的な飛行試験の間に、ジェゼロクレータの上に浮き回転した。この場面は、ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーの一対のズーム可能なカメラ、マストカメラＺ画像装置によって捕えられた。太陽電池で動くヘリコプターからの高度計データは、規定された５メートルの最大高度まで上り、予定飛行経路に沿った２メートル飛んで戻り、滑空の間に数回回転し、着陸したことを示した。合計の飛行時間は 51.9 秒であった。火星を制御された方法で飛ぶことは、地球を飛ぶことよりはるかに難しい。赤い惑星は、地球の約３分の一の重力であり、表面の大気密度の地球の僅か約１％である。このイメージは複数のイメージから縫い合わせられ合成された。ホワイトバランスは調整されていない。代わりに、それは、火星に見られるであろう場面の色の大まかなシミュレーション、自然色の合成写真の事前の調整されたバージョンで示してある。（参考：火星に人間が立った時、実際の場面がこのように見えるかは保証の限りではない。ローバーには地球上で見える真正な色彩モデルを積んでおり、比較できるようになっている。）

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April 22. 2021

未処理イメージ

この日の未処理イメージは省略します。パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月２２日火星日６１日（sol 61）に８枚のイメージを送り返しました。

４月２３日：　 パーサビアランス（FaceBook から）

ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバー、赤い惑星から初めて酸素を抽出する

火星の地表のＮＡＳＡの最新の６輪のロボット、パーサービアランスの発展するリストには、赤い惑星の薄い二酸化炭素の大気のいくらかを酸素に変えることを含んでいる。パーサービアランスの実験装置には、火星酸素資源利用実験（MOXIE）装置と呼ばれるトースタサイズの機器がある。そのテストが４月２０日（火星日６０日）に行われた。それは科学フィクションが科学の事実になる道を開くかもしれない。火星で酸素を分離・保存して、宇宙飛行士達を惑星の表面から打上げるロケットにパワーを供給し、また、いつか、宇宙飛行士達自身の呼吸のための空気を提供するかもしれない。この MOXIE は、火星環境活力分析器（MEDA：Mars Environmental Dynamics Analyzer）気象ステーションと同様、ひとつの探査技術調査である。

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April 21. 2021

未処理イメージ

この日の未処理イメージは省略します。パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月２１日火星日６０日（sol 60）に、１１のイメージを送り返しました。合計は 35,156 になりました。

４月２２日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月２０日火星日５９日目（sol 59）には大きな変化は見られませんでした」。提供された「未処理のイメージ」は１１枚、これらのほとんどは重複しています。

なお、インジェニュイティヘリコプターの飛行試験後の記者会見の模様は こちら（英語：１時間７分） から。

４月２１日：　 ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプター、歴史的な初めてのフライトに成功する（ＮＡＳＡ本部の記事から）

月曜日、ＮＡＳＡのインジェニュイティマーズヘリコプターは、他の惑星で動く、制御されたフライトを行う、歴史上初めての航空機になった。ジェット推進研究所のインジェニュイティチームは、西海岸夏時間午前３時４６分（日本時間月曜日午後７時４６分）に、ヘリコプターからのデータをＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーを通して受け取った後、フライトが成功したことを確認した。
この太陽電池で動くヘリコプターは、インジェニュイティチームが、最適エネルギーとフライト条件にあると判断した西海岸夏時間午前１２時３４分、現地平均太陽時（火星時間）１２時３３分に、最初の航空機になった。高度計のデータは、インジェニュイティが、その定められた最大高度３メートルまで上がったことを、また３０秒間安定的にホバリングしたことを示した。その後、合計 39.1 秒を記録したフライトの後、火星の表面に戻って着地した。このテストに関する新しい詳細は、来るべきダウンリンクにおいて期待される。

関連動画（Youtube）

ホバリングに成功	成功を喜ぶ	総合記録

４月２０日：　 パーサビアランス（FaceBook）

マーズ・ヘリコプター、公式に飛行に「GO！」。歴史的なテストを見よう。カメラの準備は整っている。

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April 18. 2021

今週の未処理イメージ

この写真は公開の投票によって選ばれ、火星のパーサービアランスローバーミッションの９週（４月１１日～４月１７日）の間の、「今週のイメージ」として登録された。
ＮＡＳＡの火星パーサービアランスローバーは、その搭載された左のナビゲーションカメラ（Navcam）を使ってこのイメージを得た。カメラはローバーのマストの高い位置にあり、ドライブを援ける。このイメージは、２０２１年４月１３日（火星日５２日）現地平均太陽時 13:13:31 に撮られた。

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April 18. 2021

４月１８日（Sol 57）の未処理イメージの一部

４月１９日：　 ＮＡＳＡ、月曜日に、火星で初めての制御されたフライトを試みる‎（ＮＡＳＡ本部報道発表から）

ＮＡＳＡは、米国西海岸夏時間４月１９日月曜日午前１２時３０分（日本時間月日曜日午後４時３０分）以降に、インジェニュイティ・マーズヘリコプターの初めてのフライトを目標としている。初めてのフライトからのデータは、自律的なフライトに続いて数時間の後地球に送られるだろう。その生中継は、ヘリコプターチームがＮＡＳＡのジェット推進研究所の宇宙フライトオペレーション施設でデータのダウンリンクを受ける準備をする、西海岸夏時間午前３時１５分（日本時間月曜日午後７時１５分）に始められるだろう。ＮＡＳＡテレビ、ＮＡＳＡのウェブサイト、 YouTube およびフェースブックを含む、ソーシャルメディアプラットホームで見よう。４月１９日にフライトが行われたときは、飛行後の概況説明が、西海岸夏時間午前１１時（日本時間火曜日午前３時）に開かれるだろう。

大判はイメージをクリック。中継を見るには「ウェブＮＡＳＡテレビ放送予定」から。

April 17. 2021

４月１７日：　 パーサビアランス（FaceBook から）

私は数回回転し、マーズ・ヘリコプターを見渡している現在の場所に始まり、２７０メートルの轍をつくった。 このインタラクティブマップ （go.nasa.gov/where-is-perseverance） によって、何時でも私の位置をチェックしよう。

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April 15. 2021

インジェニュイティの展開完了する

この動画は、３月２６日から４月３日までの、ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーの腹部からの、インジェニュイティヘリコプターの展開のステップを示している。最終的なイメージは、ローバーが約４メートル離れた後の、地上のヘリコプターを示している。

イメージは動画です。大判はイメージをクリック。

April 13. 2021

マーズヘリコプターのソーラーアレイ

パーサービアランスのマストカメラＺから見たマーズヘリコプターの太陽電池板。

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April 13. 2021

マストカメラＺ、回転するインジェニュイティの羽根を捕える

２０２１年４月８日火星日４８日に、ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーのマストカメラＺによって、インジェニュイティマーズヘリコプターの炭素繊維の羽根がとられた。この四つの羽根は、二つの長さ 1.2 メートルの、約 2,400 回／分で回転する、互いに逆回転することができるローターを備えている。このビデオは、それらが正しく働くことを確めるために、実際の回転の前のテストを行なったときの羽根を示している。このヘリコプターは、地球上で約 1.8 キログラム、火星上で約 0.68 キログラム、高さ 0.49 メートルである。その炭素繊維の特別に作られた四つの羽根は、約 2,400 ／分で回転する二つの長さ 1.2 メートルの逆回転するローターに取り付けられている。このヘリコプターの胴体は 13.6 センチメートル× 19.5 センチメートル× 16.3 センチメートルであり、地上約１３センチメートルを与える長さ 0.384 メートルの四つの炭素合成の着陸足を持っている。それは、六つリチウムイオン電池に充電する、ローターシステムの上の太陽電池板によってパワーを供給されている。

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April 13. 2021

４月１６日：　 パーサビアランス（FaceBook から）

我々は、マーズ・ヘリコプターが見えるポイントで、いくつかのローカル科学を行うために準備している。我々が初めてのフライトを待つ間、我々は、ローカルの岩のいくつかのイメージを撮っている。毎日送り返される全ての未処理イメージを見よう。

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なお、マーズ・ヘリコプターの初飛行はソフトウェアの修正のため延期になっています。来週飛行日程が発表される予定です。

April 14. 2021

４月１４日（Sol 53）の未処理イメージの一部

４月１５日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月１３日火星日５２日目（sol 52）に１１５のイメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

上段左端は危険回避カメラ、続く二つはマストカメラ、その他は誘導（ナビゲーション）カメラからのイメージです。

４月１４日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月１２日火星日５１日目（sol 51）に９９のイメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

今日の対象は相変わらず近くの岩石と、撮影の目的が分からない多数の機器類（掲載は省略）です。

マーズヘリコプターインジェニュイティの初飛行の予定

マーズヘリコプターインジェニュイティの初飛行の延期理由、再試行予定等は発表されていません。
ＮＡＳＡテレビの番組表は依然として１４日以降、時刻等不明となっています。

４月１３日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月１１日火星日５０日目（sol 50）に８３のイメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

テーマは引き続き近くの岩石、および遠景です。近くの岩石が多く撮られていることは、その組成分析のための穿孔調査の対象の選定に向かっていることも考えられます。

今週のイメージ

この写真は公開の投票によって選ばれ、火星でのパーサービアランス・ローバー・ミッションの８週目（４月４日～１０日）の「今週のイメージ」として登録された。ＮＡＳＡの火星パーサービアランスローバーは、ローバーのロボットアームの終端のタレットにある、その SHERLOC WATSON カメラを使って、このイメージをとった。このイメージは、２０２１年４月６日（火星日４５日）、現地平均太陽時 1:44:54 にとられた。

大判はイメージをクリック。このイメージはマストの最上部をとらえたものでしょう。実際には右へ９０度回転してご覧ください。

April 11. 2021

インジェヌイティマーズヘリコプターのテスト飛行は、４月１４日水曜日以降に延期になりました。なお、これは中継放送番組表からの情報であり、理由など詳細は不明です。

４月１２日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月１０日火星日４９日目（sol 49）に４０のイメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。ここではいくつかのイメージを取り上げます。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

イメージの多くは、引き続き、ヘリコプターと近くの岩石が対象になっています。

４月１１日：　パーサビアランスのイメージ

パーサビアランスローバーは、‎２０２１年４月９日火星日４８日目（sol 48）に５７のイメージを送り返しました。これらは“未処理のイメージ”として解説なしで掲載されています。大判はそれぞれのイメージをクリックしてご覧ください。

対象になったイメージには、ヘリコプターの他、これまでになく近くの岩石が選ばれています。

なお、ヘリコプターの試験飛行は、米国東部夏時間４月１２日月曜日午前３時３０分（日本時間４月１２日月曜日午後４時３０分）ごろ始めることが目標とされています。中継放送は 「ウェブＮＡＳＡテレビ放送予定」 から。但し火星から地球への画像送信には数十分かかりますので、地上の中継のようにはいかないことご承知おきください。

インジェニュイティ、羽根の回転を始める（GIF 動画）

ＮＡＳＡのインジェニュイティヘリコプターは、火星日４８日（２０２１年４月８日）に、その羽根のゆっくりした回転試験を行っている。このイメージは、ＮＡＳＡのパーサービアランスマーズローバーのマストカメラＺによって捕えられた。インジェニュイティマーズヘリコプターは、ＮＡＳＡ本部のためにこの技術デモンストレーションプロジェクトを運営している、ジェット推進研究所によって造られた。

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April 09. 2021

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